77年の歴史を背負う
東芝ブレイブルーパス東京が、
パートナーに託した”地域共創”への切なる願い。
東芝ブレイブルーパス東京株式会社
営業部 釜澤 晋 氏,
笠井 建志 氏

東芝ブレイブルーパス東京株式会社
営業部 釜澤 晋 氏,
笠井 建志 氏
会社名 | 東芝ブレイブルーパス東京 株式会社 |
業種 | プロスポーツチーム運営 |
商材 | ー |
利用サービス | 営業支援サービス 「+1 Sales」 「+α Sales」 |
2022年、日本のラグビー界は大きな転換点を迎えた。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」の開幕である 。これは単なるリーグの再編ではない。各チームが企業スポーツの枠を超え、地域に根ざした「事業会社」として自走することを求める、構造的な変革の始まりだった。創部77年の歴史を誇る名門「東芝ブレイブルーパス東京」もまた、この変化の奔流の中心にいた 。
「東芝ラグビー部」から「東芝ブレイブルーパス東京株式会社」へ 。プロクラブとして、ホストエリアである府中市を中心とした地域との連携を深め、新たな収益基盤を確立するというミッションは、まさに未知への挑戦。その航海は、羅針盤も海図もない「手探り」の状態から始まったという。
リソースもノウハウも不足する中、彼らはどのようにして地域との新たな絆を築き始めたのか。そして、その重要なミッションを共に遂行するパートナーとして、なぜ株式会社BeFreeを選んだのか。変革の最前線に立つ営業部長の釜澤晋氏と課長代理の笠井建志氏に、そのリアルな葛藤と未来への展望を伺った。
導入前課題 |
「楕円でつながる未来へ」というスローガンを抱えながらも、 |
導入の決め手 |
リスト作成から新規顧客との接点づくり、クロージングまで |
導入後の効果 |
地域との繋がり、パートナーの輪が広がり、 |
新規施策 |
▶ビジネス交流会の企画・運営 └SNS広告運用による集客 └当日イベントのLP作成 ▶ファン交流会の運営 ▶アライアンスとのタイアップ提案 |
釜澤氏: 「課題感というと言葉が違うかもしれませんが、とにかく手探りの状態でした。この1年は、まずそこからのスタートだったんです。」
法人化してプロクラブにはなったものの、何から手をつけていいか分からない、というのが正直なところでした 。特に、クラブの理念でもある「地域社会への貢献」を具現化するための、ホストエリアである府中市を中心としたパートナー企業様の開拓は、我々にとって非常に重要なテーマでした 。
「地場の府中だとか、そういうところのパートナーさんの発掘は、我々がやりたくても手が届かないようなところ」だったんです。もちろん、これまでも人の繋がりを頼ったアプローチはしていましたが、それだけでは限界がある。もっと能動的に、言葉を選ばずに言えば「飛び込み」のような形で動いて、地域との輪を広げていく必要性を強く感じていました。
ーBeFreeを選んでいただけた要因はありますか?
釜澤氏: 我々が求めていたのは、単にアポイントを取るだけでなく、インサイドセールスからフィールドセールスまで一気通貫で担い、我々の理念を地上戦で実行してくれる、実働部隊としてのパートナーでした。机上の空論ではなく、実際にリストを作って一社一社アプローチしてくれる。その地道な活動が、着実に地域との接点を生み出してくれている。「それが広がっているというのは、すごい助かっています。」
笠井氏: 「釜澤が申し上げた通りですが、何よりまず、我々には人手が足りていませんでした。そこにリソースとして入っていただけたのは、非常に助かりました。」
結局のところ、リソースの問題が一番大きい。我々クラブのスタッフだけでは、既存のパートナー様との関係維持や他の業務で手一杯になってしまい、新規開拓にまで手が回らないのが現実でした。BeFreeさんには、「我々が手が回っていなかった細かい部分にアプローチしてくれている」ので、物理的にも非常に助かっています。
ーBeFreeの支援はスポンサー開拓に留まらないと伺っています。具体的にどのような取り組みを共に行い、どのような変化や成果がありましたか?
釜澤氏: ええ、まず中核となるスポンサー開拓では、我々がリーチできなかった企業様へのアプローチを、インサイドセールスから実際の訪問まで一貫してお任せしています。そのおかげで、着実にパートナーの輪が広がっていると実感しています。しかし、BeFreeさんの価値はそれだけではありません。我々の事業パートナーとして、多角的な提案と実行でクラブを支えてくれています。
笠井氏: まさに「プラスアルファ」の価値を感じています。例えば、パートナー企業様同士の繋がりを創出する「ビジネス交流会」。これは企画からSNS広告を使った集客、当日のLP制作まで一手に担っていただき、我々だけでは実現が難しい価値を提供できています。ファンとの交流会運営もそうですね。
さらに、「筋肉食堂」さんとのタイアップ提案など、新しい事業の種を次々と持ってきてくれる。筋肉食堂さんの話を聞いたときは、「私自身が個人的に『やりたい』と思ってしまった」ほど、魅力的な内容でした。
釜澤氏: 「期待することは、これまでと変わりません。BeFreeさんがやりたいと思うことを、どんどん実行していってほしいです。」
そして何より、「お金を稼ぐっていうところに関してはもっともっとこうやってってもらえれば、我々も助かりますし、チームもね、その分入ってきたら助かるんで。はい。どんどん働いてください。僕を楽にさせてください。」
この一言に尽きますね。我々が本来やるべき、より戦略的な仕事に集中させてほしい。そのためには、収益化という生命線を安心して任せられるパートナーの力が必要不可欠です。
笠井氏: 同感です。もちろん、今お願いしているスポンサー営業をしっかりやってもらうことが大前提ですが、その上で新しい事業提案なども大歓迎です。「自分たちのキャパシティの中でできるのであれば、私は全然大丈夫だと思いますよ。」
BeFreeさんからの提案で新しいことが実現して、クラブがもっと面白くなっていく。そうなれば、「それを実現していただけたら、私としてももっと楽しくなりますから。」
(担当者コメント)
チームの一員としてお声がけいただいた当初は、「少しでもチームの力になりたい」その一心でした。
最初の頃は分からないことばかりで、正直なところ不安も大きかったです。ですが、パートナーの皆様やチームの方々と一緒に過ごす時間が増えるうちに、少しずつチームの文化や大切にしていることが分かり、「自分もこのチームの一員なんだ」と実感できるようになりました。それが大きな自信に繋がっています。
皆様と一緒に走り抜けたこの1年間は、私にとってかけがえのない財産です。本当にありがとうございました。これからもパートナーとしてご一緒できることを、心から楽しみにしています。